お知らせ
ロングレール取卸
2022.10/31
秋も深まり、夜の寒さが強まってまいりました。
今回は実作業の紹介です。
さる10月27日夜間にロングレール取卸しを行いました。
レール交換に先立ち、工場で製作されたレールを工事用臨時列車(以下:工臨)の上から現場へ取卸す作業です。工場で製作されたレールの長さは200mで、工臨の車両長も200mを超えます。工臨を現場で停め、専用の器材とワイヤーで現在線路に繋ぎ、文字通り『引きずり』卸します。今回の施工においては、200mを5本繋いだ、計1000mの取卸しを行いました。
当年の工事にもよりますが、珍しい工事です。
工事用臨時『列車』ということで正式に列車ダイヤにも記され、それを見ていわゆる『撮り鉄』の方々も夜中に見学に来られることもあります。
☆線路の豆知識☆
一般的にはレールの長さによって呼称が分類されています。
【短尺レール】 5m~25m
【定尺レール】 25m
【長尺レール】 25m~200m
【ロングレール】 200m~